しかし、ピカ先輩は冷静な顔をして、空中で体を縮め、俺のブロックをかわすと、まだ空中にある体で、再びショットを放った。
バッチィィィン!!
しかし、俺だけじゃ、完璧に打たれていたであろうそれは、親父のブロックに完全阻止された。
素早くボールを取り、ドリブルする俺に、親父、どや顔。
「あぶねー!ダブルクラッチまでやっちゃうわけ?なんなの?椿の連れてきたかわいこちゃんズ!」
「うちの自慢の水高のフォワード二人!凄いの当たり前!」
ぐちゃぐちゃ言い合う俺達親子に、行雲先輩とピカ先輩は素早くディフェンスにつく。
「…さて、じゃあ、俺達オフェンス、勝っちゃう?」
「上手くいきゃーな。行くぜ!親父!」
俺の掛け声と共に、二人で内側を全力ダッシュ。
「速攻か…(ピカ先輩はディフェンスダメダメやし、なら!)」
俺がゴール前まで走るより早く、行雲先輩がゴール下で構える。ポストプレイってやつだ。
行雲先輩とゴール下で競り合うのは不利だ。
俺が親父にボールを回すと、すかさずピカ先輩が俺に背中をくっつけ、スクリーンをかける。
バッチィィィン!!
しかし、俺だけじゃ、完璧に打たれていたであろうそれは、親父のブロックに完全阻止された。
素早くボールを取り、ドリブルする俺に、親父、どや顔。
「あぶねー!ダブルクラッチまでやっちゃうわけ?なんなの?椿の連れてきたかわいこちゃんズ!」
「うちの自慢の水高のフォワード二人!凄いの当たり前!」
ぐちゃぐちゃ言い合う俺達親子に、行雲先輩とピカ先輩は素早くディフェンスにつく。
「…さて、じゃあ、俺達オフェンス、勝っちゃう?」
「上手くいきゃーな。行くぜ!親父!」
俺の掛け声と共に、二人で内側を全力ダッシュ。
「速攻か…(ピカ先輩はディフェンスダメダメやし、なら!)」
俺がゴール前まで走るより早く、行雲先輩がゴール下で構える。ポストプレイってやつだ。
行雲先輩とゴール下で競り合うのは不利だ。
俺が親父にボールを回すと、すかさずピカ先輩が俺に背中をくっつけ、スクリーンをかける。



