夜、ホテルの、秀吉キャプテン達の部屋にて。
「えー、これから新しいサインを考えましょう」
一軍を集めた俺は、ウノを始めようとしてた全員に向けて、そう言った。
「サイン?今で結構あるやっか」
「まあそうなんだけど。今日使ったのは、明日はバレてるかもだから、使えないじゃん?」
なんせ、出てきているのはどこも予選を勝ち抜いた各都道府県の代表だ。
こっちも、準備は抜かりなくやっとかなきゃね。
俺の言葉に納得したらしい皆は、ウノを一旦引っ込めて、話し合いの形に。
円を作っていた中心に、俺はメモ帳とボールペンを置いた。