これが終わったら、フットワークメニュー、ハンドリングドリル、スクウェアパス等の基礎。



そして、フロアを一度離れ、Aチームの十人は、トレーニングルームへ。



「負荷を掛けすぎるのはあまりよくないから、各々気を付けるように…「ヤッベー!マジ凄かぁ!」



凌華学院主将、桜山の注意丸無視で騒ぎ始めたピカ先輩。



それに続くように、行雲先輩がベンチプレスへ跳び跳ねていく。



「…これなら冷泉君が、シメたい気持ちも分かるんやわ」



「だろう?」



ちょ…秀吉キャプテンと桜山、同じ魔王のニオイ感じるんだけど、コエー!



「ん?小鳥遊、何だ?」



「い、いえー…あ、泰ちゃーん、それ俺も付き合うよー!」



マジ勘弁!魔王の相手するなんて、命持たねぇって!



午後からのミックスチームの試合の為にも、シメ技でトリップは避けたいとこだ。



ところで…ミックスのメンバー、どうなるんだろうな。