俺達に気付いた一人の部員が、こちらへ走ってくる。
「おはようさん。京都はどないかいな?…集合!!」
柔らかく挨拶をしたそいつが声をかけると、アップやストレッチをしていた者、それ以外の部員もこちらへ来る。
「遠路はるばるおこしやす、凌華学院へ」
差し出された右手を、秀吉キャプテンが握り返す。
「二日間、よろしく頼む」
この男が、凌華学院を纏める主将なのだろう。
「さて、皆はん揃やはったし、練習に入りまひょか」
体育館の奥から、優しそうなおじいさんと、先に凌華学院に来ていた箱田先生が出てくる。
「今回は、お互い高め合う為の合同練習やけん、練習が中心ばい!二日目の最後に、ミックスチームで試合を行う!試合はそれだけや!」
箱田先生の声と共に、両キャプテン、それと、向こうのガードと俺に、練習の表が渡される。
「えーっ!試合一回だけ!?つまらん!」
ピカ先輩がじたばたし始めると、水高、凌華学院両校の生徒が笑う。
凌華学院の空気感は、あのおじいさん監督同様、優しく良い雰囲気だ。
「おはようさん。京都はどないかいな?…集合!!」
柔らかく挨拶をしたそいつが声をかけると、アップやストレッチをしていた者、それ以外の部員もこちらへ来る。
「遠路はるばるおこしやす、凌華学院へ」
差し出された右手を、秀吉キャプテンが握り返す。
「二日間、よろしく頼む」
この男が、凌華学院を纏める主将なのだろう。
「さて、皆はん揃やはったし、練習に入りまひょか」
体育館の奥から、優しそうなおじいさんと、先に凌華学院に来ていた箱田先生が出てくる。
「今回は、お互い高め合う為の合同練習やけん、練習が中心ばい!二日目の最後に、ミックスチームで試合を行う!試合はそれだけや!」
箱田先生の声と共に、両キャプテン、それと、向こうのガードと俺に、練習の表が渡される。
「えーっ!試合一回だけ!?つまらん!」
ピカ先輩がじたばたし始めると、水高、凌華学院両校の生徒が笑う。
凌華学院の空気感は、あのおじいさん監督同様、優しく良い雰囲気だ。



