もー、何でこの人こんなに泣き虫なの、困る。
「分かった。槐にも作って送ってあげるから、泣かないで、ね?」
「ほんまどすか?」
「ほんま、ほんま。だから泣くなって!」
これじゃどっちが弟なのかわかんねーよ。ブラコン、よくもまぁ数年も俺に会わないで生きてこれたな。
そんな俺達に気付いたのか、秀吉キャプテンと有ちん先輩がこちらへやって来る。
「あらら、小鳥遊ダメやんか、お兄ちゃん泣かせたら」
優しい有ちん先輩が、柔らかそうな素材のハンカチで槐の頬を拭きながら、困ったように笑う。
「ちゃうんどす。あんさん達が羨ましいから泣いてるんどす。かいらしい椿んプレゼントなんて」
その槐の発言に、二人の動きがフリーズ。
「………ブラコンか」
「えぇ、重度の」
秀吉キャプテンの呟きに俺が答えると、有ちん先輩が『こりゃ困った』とヘラヘラ苦笑いした。
「分かった。槐にも作って送ってあげるから、泣かないで、ね?」
「ほんまどすか?」
「ほんま、ほんま。だから泣くなって!」
これじゃどっちが弟なのかわかんねーよ。ブラコン、よくもまぁ数年も俺に会わないで生きてこれたな。
そんな俺達に気付いたのか、秀吉キャプテンと有ちん先輩がこちらへやって来る。
「あらら、小鳥遊ダメやんか、お兄ちゃん泣かせたら」
優しい有ちん先輩が、柔らかそうな素材のハンカチで槐の頬を拭きながら、困ったように笑う。
「ちゃうんどす。あんさん達が羨ましいから泣いてるんどす。かいらしい椿んプレゼントなんて」
その槐の発言に、二人の動きがフリーズ。
「………ブラコンか」
「えぇ、重度の」
秀吉キャプテンの呟きに俺が答えると、有ちん先輩が『こりゃ困った』とヘラヘラ苦笑いした。



