【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~

2分間、体力を出来るだけチャージし、第2クォーターが始まる。



第2クォーター34秒、いち早くスーパープレイを見せたのは………



「御劔ぃ!!フォロー!」



「オッケー!」



でかくて入りそうになかったシュートを、後ろ向きに飛び上がり、タイミング良くダンクで決める御劔。


ってか、またダンク!スーパープレイヤー過ぎだろ!



「信じらんねぇ!あいつ、後ろに目ェついとんのかい!」



行雲先輩が困ったように叫ぶ。



「神楽木、気にするな!一本取り返すぞ!」



行雲先輩より細いその腕で、ガシッと軽く背中にエルボーを食らわすと走っていく秀吉キャプテン。



そうだ、怖がるな、大丈夫。一本慎重に。