恋する君の可愛いつよがり。



「そう言えば、お前ら罰ゲームちゃんとしてねぇんだってな?」


「えっ!?」



まるで見計らったかのように放たれたその言葉に驚愕の声を上げる私。


まさか突然そんなことを言い出すとは思ってなかった私は、武ちゃん先輩とななちゃん先輩を交互に見た。


すると、目が合ったななちゃん先輩が唇に人差し指を押し当て、シーッと黙るよう合図。



ちょ、ちょっと待って。

まさか自主練に私を誘ったのってこれを言うため!?

うそでしょ!?



今になってやっと気づいた二人のたくらみ。



おかしいと思ったんだ。


なんで私だけ自主練に誘われたのかってずっと疑問に思ってた。


まさか佐久間に直接聞くためだったなんて……。


ななちゃん先輩がなにも言わないはずだよ。