恋する君の可愛いつよがり。







「……へ?」



突然投げかけられたその言葉に、その場の全員が固まった。






「……え?佐久間、今なんて?」



一時の沈黙のあと、おそるおそる佐久間にそう問いかけたチームメイトの女の子。


他のチームメイトも佐久間を凝視している。



そんなチームメイトの様子を知ってか知らずか、





「ん?彼女に応援頼んだだけだけど?」





佐久間は飄々とそう言ってのけた。



当然チームメイトたちが驚かないわけがなく。



「えー!!」と廊下に響き渡った絶叫。


かと思えば、「どういうこと!?」とチームメイトたちが波のように押し寄せてきて。




ちょ……!ありえないんですけど!!




文句言ってやろうと佐久間を見れば、目が合った瞬間ざまぁみろとでも言わんばかりにあっかんべーされた。


自分のせいでこんなことになっているくせに、なんの説明もなしにチームメイトたちと一緒に歩いて行く佐久間。




彼氏になって早々この仕打ち。



ほんと、ありえないんですけど!!







「もう!佐久間のバカー!!」








【おまけ*その後の二人 END】