恋する君の可愛いつよがり。



ふらりとお店に入っては由弦くんと並んで物色し、ときどき自分が可愛いと思ったアクセサリーを手に取って、「これ可愛いくない?」と由弦くんに見せる。



「うん、可愛い。でも、六花ちゃんにはこっちの方が似合うかも」



悪ノリする私に同じく悪ノリして合わせてくれる由弦くん。


ホント優しい人だ。










「あ、スポーツショップ」



いろんなお店を回った結果、一番最初に見たピアスがいいよね、と意見が合致した私たちは、ピアスがあるお店へと引き返していた。


その途中でスポーツショップを発見。



「まだ時間あるし、寄ってく?」


「うん!」



バスケをしてるせいか、スポーツショップを見つけた途端、パァと笑顔になった由弦くん。


その笑顔にほっこりする。



趣味が同じだとショッピングしてても楽しいよね。