恋する君の可愛いつよがり。



……今ごろ、佐久間と高崎さんイチャついてんのかな。



遊歩道を見つめながら、そんなことをぼんやりと考える。


脳裏に浮かぶのは、さっきの光景。



高崎さん、佐久間と腕組んでたな……。



一方的だっただけど、それでもそんな姿を見たらへこむ。



神様はきっと私にうらみでもあるに違いない。


だって、くじ引きで佐久間と高崎さんペアになったし。


あの時の高崎さんの喜びようは忘れたくても忘れられない。


ついでに言えば私の落ち込みようも。


沈みすぎてなんの文句も出なかった。





「神様のバカヤロウ……」



こうなったら逃げ出したくなるぐらい驚かしてやろう。


リア充なんてクソ食らえだ!!