ひねくれ者が集まって。

「美華?」

私の行動が以外だったのか、驚いたような顔をする颯。

悪いけど今はそれどころじゃない。

「美華ちゃん!」

「無理!」

立ち上がった日向を、座った状態で睨みつける。

が、おそらく効果はない。

私も颯くらいの眼力がほしかったなー。

って。

「なんで颯は顔赤いの?」

颯に視線を向けると、片手で顔を隠している颯の顔が。

でも、耳まで真っ赤だからわかっちゃうんだけど。

「っ。うるせぇ。」

そのまま顔を背ける颯。

もー。

どうしちゃったのよ。

「あらら。やっちゃったね美華ちゃん。」

え?

「な、何を?」

颯の事になると葵ってさらに鋭いんだけど。

「あ、本当だ。美華ちゃんこれはやっちゃったね。」

「ええ?!」

蓮まで?!

「・・・やっちゃったな。」

「嘘・・・。」

透まで・・・。

「もうこれはこの卵焼きを食べなきゃダメだねー。」

え・・・。

「そんなに?」

私はそんなに大変なことをしたのかしら?

「うん。だから、口開けて?」

ニコニコ顔で卵焼き片手に近づく日向に、若干怖じ気ずきながらも中途半端に口を開ける。

「ん。」

それを見逃さんとばかりに口に入れられた少し甘めの卵焼きを頬張る。

あ、美味しい。

「美華ちゃんってかわいいねー。」

突如言った葵の言葉で、冷静に現状を判断する。

・・・あ。