ひねくれ者が集まって。

というか、私の中での彩音さんって、かっこいいイメージだったな。

でもまぁ、なんだかんだ言っても、彩音さんは女の人だし。

やっぱり。

「彩音さんって可愛らしいわよね。」

いいなー。

羨ましい。

「美華、眼科に行った方がいい。」

・・・。

なんか颯に心配されてるし・・・。

いや、普通だよ?!

「美華ちゃんは彩音さんみたいになりたいの?」

うーん・・・。

どうだろう。

なりたいっちやなりたいけど・・・。

なれないし・・・・。

・・・あーもう、どうして蓮は答えにくい質問をするのかしら。

「私には、なれないよ。」

私は私。

こんなの、当たり前。

でも、どれほど願っただろうか。

きっと、この世の全ての人が、一度は思うこと。

“あの子になりたい”って。

でも。

「でも、いいの。」

だってそれは、見ているだけだから。

その人の中のモノに気づかないから。

いいところだけを、見て、聞いて、感じているから。

でも。

「私は私だから。」

私は私にしか、なれないから。

どう“私”と付き合っていくかだ。

“私”を、どう変えていくかだ。

そして、いつか。

“私”が“私”の誇りになれば、それでいい。