ひねくれ者が集まって。

「おーい。お前らうるさすぎだってー。」

あ。

「葵、おはよう。」

起きたんだ。

「んー。おはよー。」

そして頭を撫でられる。

うーん。

さすが。

流れるような手つきだったね。

「葵、どうした?」

そう尋ねるのはああ眉間にシワを寄せた颯。

主語がないから、よくわからないけれど。

「んー。夏だからねー。」

葵はわかるらしい。

すごいな、二人とも。

「信頼、してるのね。」

羨ましい。

私が信頼している人なんて・・・いるのかしら?

信頼は、しようと思ってするものじゃないし。

かと言って、どうやってするのかなんて、わからないわね。

「んー、まあ。付き合い長いからねー。」

ああ。

やっぱり。

「みんなはいつ出会ったの?」

だんだん、知りたくなってきちゃった。

みんなのこと。

「僕は《キーンコーンカーンコーン》・・・。」

かぶってるよ、日向。


というか、授業なんて受けて無いんだから、チャイムいらないわよね。

「もーやだ!僕このチャイムきらーいっ!」

いや、チャイムに好き嫌いはないでしょ。

「日向、ついにチャイムにも嫌われたんだね。」

蓮はサラッと毒はいてるし。

あ、だけど他の人がさっきより静かだ。

・・・なんでだろ?

先生が入ってきたから?

「チッ。ババァかよ。」

「ばばあ?」

颯の言葉を聞き返す。