ひねくれ者が集まって。

「違うわよ。私は秀才で入ったの。」

・・・また一つ。

“嘘”が落ちる。

「へー。美華ちゃん頭いいんだねー。」

納得したような声色の日向。

顔を見るだけで、心が痛む。

私は・・・信頼したはず、よね?

「美華ちゃん?どうかした?」

葵の心配そうな顔が現れる。

「ううん。なんでもなーい。」

笑顔を見せて、ふざけてみる。

あーあ。

結局私は私なんだな。

「なんかあったらいえよ?」

颯が、若干脅しながら言う。

でもね、意味ないよ?

だって。

「わかった。ありがとっ!」

貴方が優しいのは、短い時間でも、十分わかっているんだから。

「美華ちゃん、英語教えて?」

あ、そういえば英語の話だったっけ。

「いいわよ。どこがわからないの?」

「ぜーんぶ。」

・・・は?

私の聞き間違い?

今、ぜーんぶっとか言ってなかった?!

「え?文法も単語もわからないの?!」

「うん。」

はああああ?!

「中学校で何やってたの?!」

ちょ、本気で大丈夫?!

「毎日遊びとバイトに費やしてたかなー。」

・・・へえ。

「勉強は?」

「ぜーんぜん。」

おい。

ダメでしょ。