ひねくれ者が集まって。

「え、これが友達同士の会話なの?!僕がおかしいのー?!」

「・・・恋人。」

いや、本当に違うからね?!

だいたい。

「私、初恋もまだだし。」

恋とか、よくわからない。

「奇遇だねー。俺も初恋まだなんだー。」

・・・え?

葵が?

初恋まだ?

・・・。

意外すぎる。

「僕と透君もまだだよー。」

ってことは。

「蓮と颯は初恋もう終わったんだ。」

うーん。

これまた意外。

蓮が好きになる人って、どんな人なんだろう。

「俺は終わったけど、颯はまだ継続中だよ。」

クスリと、楽しそうに蓮が笑う。

颯の初恋の人、か。

きっと素敵な子なんだろうな。

「颯、小4の時に会った女の子のこと今だに好きなんでしょー?」

葵も結構ニヤニヤしながら聞いてるし。

「悪りィかよ。」

へー。

すごいな、そんなに一途なんて。

「ねぇ、どんな女の子なの?」

ちょっと、興味がある。

颯が、5年間思い続けている女の子の が、一体どんな子なのか。

興味がある。

「なんか・・・。変な奴。」

・・・変な奴って。

仮にも初恋の人でしょ?!

「颯君、いっつもこうやって言うんだよー?これじゃあ想像できないじゃんか!」

「しなくていいだろ。」

「でもでもでもー!!」

・・・。

日向、子供みたい。

まあ、前々から子供っぽいとは思っていたけれど。