ひねくれ者が集まって。

「あー、あれねー。」

フッと、思い出し笑いのように、でも少し照れ臭そうに笑う。

「あれは、俺のために言ったの。」

・・・は?

「俺は基本、自分のためでしか動けない人間なのー。」

・・・え、本当?

絶対に嘘よ。

だって。

「あんな顔してたじゃない。」

愛おしそうな、懐かしむような、そんな顔してたじゃない。

貴方、颯のこと、大好きなんでしょ?

颯意外の4人のことも。

「なのに、自分のためだと思った何て。それは貴方の思い違いよ。」

貴方にとっては自分のためだとしても、私にとっては、私のために言ってくれたと思った。

だから。

「葵は絶対に、自分のためでしか動けない人間なんかじゃない。」

私が保証する。

・・・って、何かへんな感じ。

「・・・どーも。」

葵はなんだか腑に落ちない感じだけど。

「てゆーか!さっきから美華ちゃんと葵君なんなのー?!付き合ってるみたいな会話だったけどー?!」


「「・・・は?」」

日向の言葉に二人揃って耳を疑う。

そもそも、付き合ってるみたいな会話って何よ。

だいたいそんな会話してないし。

・・・やっぱり日向って、ズレてると思う。

「日向ー。変なこと言うんじゃねーよ。」

「そうそう。」

葵に失礼よ。