ひねくれ者が集まって。

「よし。」

放課後になり、ダッシュで放送室に行ったら、案の定及川先生はまだいなかった。

ここまでは、計算通り。

あとは。

「来るのを待つだけ、ね。」

正直言って、この作戦はうまくいくかはわからない。

でも、かけに出なきゃ、ダメよね。

「あ、案外早く来てたんですね。」

お。

来た来た。

「ええ。」

そう言って私は、一歩後ろに下がった。

「では、早速本題に入りましょうか。」

ニコニコと、善意的な笑みを浮かべる先生にそろそろ化けの皮を履いでもらおうか。

「貴方、先ほどネックレスをしていましたよね?」

「それが?」

あえて、まるで挑発するように、笑って見せる。

「それは立派な校則違反ですよ?と言うわけで。」

そう言うと、及川先生の後ろからスーツケースが出てきた。

「なんですか?そのスーツケース。」

まぁ、おそらく中身は。

「貴方に罰として、この中に入っている服を着てもらいましょうか。」

コスプレ服だろうけど。

「服?」

嗚呼、どうしよう。

顔がニヤけていないかしら?

「ええ。この服をね。」

そう言って取り出したのは、メイドやらナースやらのコスプレ服。

やっぱり・・・。

というか、完全に自分の趣味じゃん。

「・・・メイド服やナース服?先生、これって“セクハラ”じゃないんですか?」

ほら、もっと。

もっともっと、本性を見せてよ。

「だからなんですか?」

・・・認めた。