「だって颯人先輩は風邪移っちゃったみたいなのに、大和くんは全然大丈夫っぽいし.......」 本当、びっくり。 「は?颯人?何でそこで颯人が出るの?」 「大和くんよりも先にお見舞いに来てくれたんだよ」 首を可愛らしくかしげる大和くんに答える私。 と。 「........」 大和くんはいきなり黙って黒オーラ全開になった。