だけど、何であのときもっと抵抗しなかったのだろう。 熱で力が出なかったとか? じゃあ、何で私は大和くんにキスされたとき..... 「結花?」 「はっはい!!?」 ぼーっと大和くんのことを考えていると、颯人先輩の優しい声で現実に帰って来た。 私だっておかしい。 颯人先輩とせっかく一緒にいるのに考え事なんてしてた.....。