「って、私たちも入って良いわけ?
青瞳でもダブルスターでもないのに?」
ぼそっと疑問を呟くのは、
不思議そうな顔をした氷華。
うん。それ、私も思った。
ラボNo.6とNo.7は、Aクラスの人しか
入れない、特別なラボだ。
私も、今日からAクラスとはいえ、
長年Bクラスとして生活してきたせいか
入れと言われても何だか抵抗がある。
私は、氷華に心の中で賛同しながら
皆を見ると、火焔だけは私たちと同じく
不思議そうな顔をしていた。
音色と大地君は、意味ありげにクスッと笑い、
雷君は、いつも通り無表情。
「本当、その通りだよな。
Aクラスの四人はともかく、
俺らも入って良いのか?」
「良いに決まってるよー♪」
「元々、入るだけなら良いんだし。」
そんな疑問の答えをあっさりとだした、
音色と大地君。
「えっ!?」
「入っても良かったの?」
「入っちゃいけないってのが、学園の校則
だと思ってたぜ………。」
声をあげて驚く、私、氷華、火焔の三人。
だって………………
学園内の常識が間違ってたってことでしょ?
「まぁ、この2つのラボは
確かに特別なんだけどね。
“自然体験シミュレーションシステム”
っていう装置が組み込まれているんだ。
その装置によって、様々な風景を
生み出せるんだけど………。」
「なんか、パワーが強すぎるらしく。
僕たちみたいな、青瞳かダブルスターじゃ
ないと操ることが出来ないんだって。」
二人によって明かされる、
学園に通っている多くの子の疑問。
私たち三人は、初めて聞いた話に
驚きを隠せない。
