「「「う、うわあぁぁぁ!!」」」
大声を出して、我先に
逃げようとする黒ずくめの人たち。
「そうは、いかないよ♪」
急に、今まで手を出さなかった音色が、
満面の笑みと同時に手を素早く
円を描くように、動かした。
すると、大量の葉っぱとツタが
何処からか出てきて、
黒ずくめの人たちの動きを封じる!
音色、凄い!
あっという間に全員、捕まえちゃった!
私は出る間もなく、二人の活躍を見ている
しかなかった。
既に氷華の氷は、黒ずくめの人たちの
数十センチという所まで迫っている。
「た、助けてくれぇ!」
「すみませんでした!
俺らが悪かったです!」
「だから、せめて命だけは………!」
黒ずくめの人たちが、騒いでいる間に
残り数センチ。
パンッ!
………と、いうところで
氷華は軽く手を叩き、スターを止めた。
「………何言ってんの。
殺すわけないじゃん。」
………やっぱり。
氷華は、優しいからねー………。
止めると思ったよ。
