「さっきのは、何か仕掛けでもあんだろ!」
「暴いてやる!!」
そう言って、再びスターを繰り出してくる
黒ずくめの人たち。
「………しょうがないわね。
亜琥亜、いつものよろしく。」
「りょーかい!!」
私は、一歩前に出た氷華の言葉に
返事をすると同時に、再び右手を横に一振りし
左手は上に振り上げる。
すると、三人に向かっていたスターは
風で欠き消され、
何百という数の水の玉が
氷華の前に出現した!
「なっ………!」
「またかよ!!」
騒いでいる黒ずくめの人たちを尻目に
私は氷華に得意気な顔で言う。
「こんな感じ?」
私の問いに軽く微笑むと
「ありがと。期待以上よ。」
そう呟き、氷華も右手を大きく一振りした。
その動きに応えて、何百もの水の玉が
一斉に凍る!
おぉー!
氷華の本気も久しぶりに見たよっ。
「これで、終わりね?」
氷華は、さっきのような暖かい微笑みではなく
冷たい感じのする笑顔を浮かべた。
そして、黒ずくめの人たちを指差し
「行け」
と、呟いた。
