能力育成学園


「大丈夫だよ、もう誘ってるから!
カフェテリアで食べるつもりなんだけど……
氷華と火焔こそ、大丈夫?」

私のこの言葉に、氷華と火焔は
目を見開き、周りのBクラスの皆は
驚きの声をあげた。

「わ、分かったわ。
うん、一緒に食べたい。」

「お、おぉ。俺も大丈夫だ。」

そんな二人の返事を遮るかのように
Bクラスの皆が、私に話しかけてくる。
まぁ、二人の返事はちゃんと聞こえてたけど。


「ね、ねぇねぇ。亜琥亜。」

「もしかして、今なら……。」

「Aクラスの方たちが、カフェテリアに
いるのか!?」

「え?………あ、うん。
たぶん、もう居ると思うけど。」

何で皆、こんなに興奮してるんだろうなんて
呑気なことを考えながら、
浴びせられた質問に返事を返す。

「「「「本当!?」」」」

「う、うん……。」

私の言葉を聞いた瞬間、Bクラスの
3分の2の人が教室を飛び出していった。

………え、みんなどうしたの?
私、なんかしたっけ?

頭に?が浮かんでいる私に、
呆れた声で、氷華が皆の行動の理由を
説明してくれようとする。
しかし、それは火焔の行動により
失敗に終わる。

火焔は、私を引っ張って
廊下に出ていき、どんどん歩く。

「ほら、歩きながら話すぞ!」

「そうね、Aクラスの方たちを
待たせて居るんでしょ?」

あ、そうだった。
あまりの驚きに忘れてたよ。

私達は、少し早足でカフェテリア目指して
廊下を歩いていく。