「だから、そんなことがまた起こるとは
限らないって言ってる。」
「で、でも……起こらないとも
限らないよね?」
少し悔しく思い、反論してみる。
そこにまた一つ声が加わった。
「亜琥亜……。
辛かったのは、分かるけど……。
火焔の言う通りだと、私は思うな。」
氷華は、火焔の味方みたいだ。
「確かに、起こらないとも限らない。
けどさ……学園のみんなを、亜琥亜は
信じてないのか?」
「そ、そういう訳じゃないけど……。」
しどろもどろになりながらも、
火焔の言葉に返事を返す。
信じてない訳じゃない……。
ただ、怖いだけなんだ…………。
