「さっきの話、全部聞いたんだから!
楽とか、便利とか……
私は道具じゃない!!」
涙声になりながら、必死にそう叫ぶと
鈴華ちゃんたちも口々に反論してきた。
「だって……そうじゃない!!」
「私達が、いつもどれだけ怯えてたか
亜琥亜は知らないでしょ!?」
「スターなんて、私達にしてみれば
ただの化け物よ!!」
その言葉に私は、ついに切れてしまった。
「じゃあ、もういい。
……水よ、出てきて。」
そう呟き、片手を上に上げると
私の周りに沢山の水の玉が出来た。
……サッカーボールぐらいの大きさで。
「な、何するのよ!?」
「スターを普通の人に使うのは
ルール違反なのに!!」
……そんなの知らない。
ぼそっとそう言うと、
私は上に上げていた片手を鈴華ちゃんたちが
いる方に突きだした。
