能力育成学園


ガラッ!

気が付いたら、私は教室のドアを
開けていた。

「ねぇ、さっきの話詳しく教えてよ。」

いきなり入ってきた私に
驚きを隠せない鈴華ちゃんたちに
更に追い討ちをかける。

「私は、みんなと友達になれて
嬉しかったのに……。」

この言葉は本当だ。
何故なら幼稚園の頃は、
みんなスターに怯えて誰も一緒に
遊んでくれなかったから……。

「な、なんのこと?亜琥亜……?」

「ごまかさないでよ!」

しらを切る鈴華ちゃんに
私はとうとう叫んでしまった。
そして、一緒に涙が溢れてきた。