ある日、先生の手伝いをしていて
帰りが遅くなってしまった。
うわぁ……だいぶ暗くなっちゃった……。
私は、1人そう呟くと
廊下を走り、急いで教室に向かった。
しばらく走り、ようやく教室にたどり着く。
急いで帰らないと、お祖母ちゃんに
怒られるなぁ……なんて考えながら
私は、教室のドアに手をかけた。
その瞬間、
「でも、本当楽だよねー!」
__なんて声が聞こえた。
えっ?誰かまだ残ってたのかな?
今、入っていくのも気まずいよね……。
話が一段落つくまで待っていよう。
そう思った私は、教室のドアから手を離し
窓からこっそり中を覗いた。
中には、クラスの中心的な鈴華(れいか)ちゃん
たちのグループがいて、
楽しそうに話をしている。
「そうそう!
青眼が近くにいると、何もしなくても
怒られないしね!」
…………青眼?
って、私のこと?
「ほんと便利だよね!!
友達だって勝手に思ってるし!」
中から聞こえてきた、そんな言葉は
私の心を深くえぐった。
悲しみと怒りが一度にきて、
自分の気持ちが分からなくなりそうだ……。
