しばらくして、話が終わったのかお祖母ちゃんが部屋から出ていった。
私は、“ご足労ありがとうございました”
の一言も言えないまま、
ただただ、ショックを受けていた。
「雷風!話はこれで終わりだ!
わざわざ悪かったな。
明日の朝は、職員室に来いよ!
じゃあもう、教室に戻っていいぞ!」
満面の笑みのまま、先生はそう告げると
来賓室から、出ていった。
その後、先生に続いて部屋を出たが
私は、まるで命が抜けたように
ふらふらとしながら、教室へと足を動かす。
……廊下を歩く私の頭には
“絶望”という2文字が浮かんでいた。
