能力育成学園


「ど、どういうことですか?」

Aクラスに行けって……。
そんなの、絶対に嫌だよ!!

「言葉通りの意味です。
貴女は、雷風家の長女として、
もっと力を磨きなさい。」

「ですが……!「亜琥亜!」

お祖母ちゃんの厳しい声に、
言葉がぐっと喉でつまる。

「いいですね?」

「…………はい。分かりました。」

よっしゃ。
先生が小さくそう呟いて、
ガッツポーズをしたのが分かった。

けれど、私は何も言えないまま、
お祖母ちゃんと柊先生が話しているのを
ただ、見ていることしか出来ずにいた。