え………?
呆れたような、怒っているような
声が前方から聞こえてきた。
瞬間、私たち6人は一斉に
声がした方向______柊先生がいる方向に
顔を向ける。
「お前らがここに居るからって、
学園を襲っていい理由にはならねぇだろ。
……だから、お前らは
責任なんて感じなくて良いんだよ。」
私たち一人ひとりの目を見ながら
そう言った柊先生は、
直ぐに照れたようにそっぽを向く。
「先生………。」
音色が少し泣きそうな声で、
先生の名前を口にする。
しかし、声とは裏腹に
顔は満面の笑みになった。
瞳に、少し涙が溜まっているけれど。
「………まぁな。
それには、俺も同意見だ。」
「えっ?」
軽く口角を上げながら
そう発するリーダーっぽい人。
その言葉に、私は思わず声を漏らした。
だって、この人………敵、だよね?
何で、私たちの味方みたいな発言を
してるの?
