火焔が、私の前にすっごいキラキラした
笑顔を浮かべて、立ち止まる。
「何か用?」
「いや、何もないけど?」
「はぁ?」
私は、火焔の言葉に少し苛つく。
「火焔?」
「ん?なんだ?」
すっと、手をあげて最上級の笑みを
浮かべながら、言葉を発する。
「私、急いでるんだ。
だから、全身水浸しになりたいなら
最初からそう言ってよ♪」
「いや……亜琥亜……?
スターは、ここで使ったら怒られるぞ?
だから、手を降ろせって。な?」
火焔が、慌てたように急いで言う。
「全く……。しょうがないなぁ。」
私はそう言って、手を降ろす。
「良かった……「今回は、これで許すよ♪」
火焔の言葉に重ねて言葉を発し、
さっと手を横に一降りする。
すると、どこからか水が出てきて
火焔のワックスで立ててある髪を
びしょびしょにした。
当然、髪の毛のセットは台無しだ
