体が重い。周りを見渡せば風と七瀬はまだ目覚めていないようだった。


「菖蒲ちゃん、大丈夫?」


「はい。体が少しだけだるい感じですけど・・・心はスッキリしているかもしれません」


光巫女と九尾の関係。全てを知った今でも、自分の気持ちは変わらない。


「ねぇ、菖蒲ちゃん。さっき言ったよね。君に聞いて欲しい話があるって・・・」


「はい・・・」