蘭王の秘密

【遼SIDE】

咲蘭は、俺の名前を一切呼ばなかった。



自分の事を、俺と呼び。



まるで、何かにとりつかれたかのような、無表情。






瞳に光はなかった。




闇に満ちていた。






どうしても、咲蘭を救いたい。