「煩い……。黙れ…」 「ぎゃぁ!?」 突然聞こえてきた低音ボイス。 ガクガクと壊れたロボットのような動きで、声がした方を見た。 「………」 「………」 「………なんだよ」 「何でもありまひぇん!!」 怖いよ!何この人…。 さっきの小林先輩よりかは幾分かは柔らかい視線。 でも、その人の口から紡ぎ出される低音ボイスは地獄の閻魔様みたい……。 てか、噛んじゃったよ! 恥ずかしい!!