「おーい。輝~」




あたしを呼ぶ少し高めの声が聞こえる。




「はいっ!何でしょうか」





振り向き様にそう問えば同じクラスの可愛い系の“男子”が話しかけてきた。




「もし、暇なら俺らの部活の助っ人してくれねーか?」




それに続いて、近くにいた色々な部活の部長が詰め寄ってくるが…







全員が皆、“男”である。