「あー、今日から春を一君の隊と一緒に巡察に連れて行くんでしたねー」



「ああ。」




いやいや、普通に会話をしているけど、この状態おかしいだろ!



「ちょ、襟を離してくださーーい!斎藤さーーん?」



「拒否する」




「拒否って!ちょ、苦しいでーーす!」




そんな事を話しながら屯所の中をズルズルと引きずられる俺



「がんばってくださいねー」



総司が満面の笑みでこちらに手を振った




「いや、がんばってじゃねえー!たすけてー!」