「あははっ、いかにも嫌だって顔してますね春。」



総司が買ってきたばかりの団子を口に頬張り言う



「ばれた?」



「ばればれです」



なんか総司とするこういう会話は好きだ


なんというか和むというか...


まあ、これが普通の俺の日常だったわけで、落ち着くのかもしれない




そんな事を思いながら団子に手を伸ばそうとするといきなり何かに襟を掴まれる




「グエッ!」


あまりにも強く引っ張られたため襟が喉に食い込む

そんな事を気にしない総司は俺の襟をつかんだ相手に声をかける


「わー、一君どうしたんですか?」




「巡察だ」