「だが、真夏...」 「吉田、なんだ? 俺たちより”花”と密談か?」 稔麿様が何か言いかけると密談をしていた中の一人が稔麿様に冷やかしを入れる それはなんだかとてつもなく微笑ましい事なんだけど... 「花?」 意味がわからず首を傾げてそこ単語を聞き直す 「我々の中でのお前の通り名だよ」 「えっ、私が..花?」 そんな通り名が着いていたことは梅雨知らず、なんだが不思議な気分になる でも、どうして花? *