「そんな顔ではなく、何時ものように笑ってくれないか?」 「っっぅ……!!!!」 儚げに私を見る稔麿様 なんで、なんでそんな風に私を見るの? 嫌だ 嫌だよ 私はまた...置いていかれるの? 一人ぼっちにされるの? そんなのは...嫌だ 「私も連れて行ってください!!会合場所の池田屋にっ!!!」 「なにをっ!!!駄目だ!」 「お願いっ、します!お願いっ、」 ギュッと稔麿様の袖を掴む *