「へえ、本当に異人みたいな格好してんのに日本語で喋ってるよ」 小柄な男が新しくて珍しい物を手に入れた子供のように俺を見る いや、小柄な男だけでなく総司以外のそこにいる人全てがそんな目で俺を見る 「あー、そりゃあそうです..よね」 あはは、と苦笑いを返すと最初に総司を怒鳴った男の眉間がピクリとシワをよせる 「おい、お前なんで笑える?ここがどこだかわかってんのか?」 *