「おーい、出来たぞー!起きなさーい」 ゲシッと足でつついたのち平助の布団を引き剥がす 「あー、春?もー朝か?」 「そーだぞー、起きないと朝飯なしなー」 あの平助をおぶった時から俺は藤堂さんから平助と彼を呼ぶようになった まあ、歳も一番近いし、”平助”がとてつもなくしっくりくる 「め、飯なしはかんべーーーんっ!!!」 だぁぁぁっと着替えてだぁぁぁっとみんながいる部屋へと急ぐ平助 「ありゃ、脅しだったんだけど...」 そんなにご飯抜きは嫌なのか?