その後、凌がイルカの浮き輪が欲しいと駄々を捏ね、広に怒られ、五月が大きなプールを欲しがり、要らないと全員に突っ込まれるなど楽しい時間を過ごした。



「私、化粧室に行ってくるね。」

「あぁ。気をつけろよ。」



この時、もっと周りに警戒すべきだった。

警告のサインはきていた。

何故それに気付かなかったのか・・・

























      「助けて・・・」