「……じゃ、俺行くから」 椅子から立ち上がり、三枝たちを見る。 「えっ、どこに!?」 「……どこでもいいだろ。今まで付き合ってやったんだから」 「えっ、青葉……!」 引き止める声を背に、歩き出す。 なんだよ。 椎木と2人きりになりたかったくせに。 どうせ引き止めるつもりなんかないんだろ? ……なんて思う俺はどうかしてる。 距離をおこう。 そしたらこの気持ちはきっとなくなるし、 そのほうがいい。 ……俺のためにも、アイツのためにも。