「えっ、あっ青葉……!?」



「あーうざいから黙って」



うざいってヒドい!



だけど……黙っちゃうあたしって。




トクントクンと聞こえる胸の音が、
青葉の温もりが心地よくて。




気づけば青葉の背中に手を回していた。




どうしてこんなことしてるんだろう。



でも、イヤじゃない。
この気持ちはなに――?