1時間後、ダンススタジオでのレッスン


来月にはCDの発売と発売を兼ねてのミニライブが予定されてる

だから

2週間かなりのキツキツのスケジュール


お互いそれ以上は、一緒に居たくないためか
4人とも、文句言わず、振り付けも覚えるし、ヴォイストレーニングも真剣だ




「はい、じゃ、今日はココまで 明日は9時からですから遅れないように」


「「「ありがとうございましたー」」」」


タオルで汗だくの顔や体を拭き、スポーツドリンクを飲む


「先輩、レッスン、キツかったっすねー」


「まぁな、最近、ジムもご無沙汰だったから、体鈍ってたしな」


確かに、最初のうちは
先生の動きについていくのがやっとだったが、
振りを覚えた中盤からは身体が軽くなった


勝哉は、キツいといいながら
しっかりキレのいい動きだった

やっぱ若さの違いか?


「おーつかれーっ」


スタジオのドアが開いたと同時に
社長と三ツ井さんが入ってきた


「この後、皆でミーティングしたいから、
着替えたら共同ルーム着てくれ

じゃ、よろしくな」


言うだけ言って、社長は出て行く


「お疲れさん みんなの荷物は、
それぞれの部屋に運んでおいたからな、じゃあ、あとで」


三ツ井さんも、社長の後を追って行った