【完】続・姫桜〜君の隣で咲き誇る〜

「別に変な仲じゃねぇよ」


「じゃあ…」


天翔はフゥとため息をつくと、ゆっくりと口を開いた。


「あいつは…聖夜の弟だ」


「はあ!?」


思わぬ答えに、驚きを隠せないあたし。


「義理のな…」


天翔は複雑そうにあたしをみた。


なるほど…納得…。


聖夜の家庭関係は複雑だから…。


「光は聖夜が中学の時、ずっと聖夜と暮らしてたんだ」


だから、天翔とも顔見知りなのか…。


点と点が繋がっていく。


「悪い奴じゃない、でも聖夜とか俺みたいな不良に偏見があるらしい…」


どうでもいいけど、天翔って不良っていう自覚あるんだ…。