黙って俺に守られてろ。~最強男とラブ♥戦争~



「私は別に、そんなつもりは……」


「つもりはなくても、そう見えるって事よ」



反論しても効果なし。


もう、嫌だなー。


今朝の小山田君といい、A組だというこの人たちといい……。


成績優秀だと、他人に対しての振る舞いは何しても許されるとでも思っているんじゃ?



「……私は好きでここに来たんじゃない。好きであの高校に入ったんじゃないっ!」



私は千円札をバンッとテーブルにたたきつけると、カバンをつかんでファミレスを出た。



そうだよ……。


私の意思はどこにもないっ!



入りたかったのはA高校だけ。


もう嫌だっ!



宮田に会いたい……。