黙って俺に守られてろ。~最強男とラブ♥戦争~



「でも、さすがに女子があのクラスに入っちゃうとか信じられないよねー」


「うんうん。私だったら恥ずかしくて入学辞退しちゃうよ」



ピクッ……。


グラタンを食べていた私の手が止まる。


さっきと同じようなノリで、さりげなく私を攻撃デスカ。


顔を上げると、見下したような目で見て笑っている。



……私の被害妄想?


ああ、そうか。


きっと気のせいだ。


A高校に行きたかったってずっと繰り返しているから、他の人が自分を見下したような顔をしているって、そんな風に見えちゃうんだよね。



確か、この2人はA組だって言っていた。