黙って俺に守られてろ。~最強男とラブ♥戦争~



ここは早く食べて、用があるとか何とか言って、帰ろう。


フォークをつかむと、私はグラタンを口に運ぶ。



「そういえばさー。F組って3教科あわせて100点以下の集まりなんでしょー?」


「どうすればそんな点数とれるか聞きたいよねー」



クスクスと笑いながらバカにしたように言う、彼女たち。



「オレ?内部試験の時に白紙で出した」


「えー?マジでー?」


「龍斗は最初の1問しかやってないんじゃね?」


「アリエルー!」



なぜか彼女たち2人は大爆笑。


そんな中私だけ黙々と食べ続けているという、変な光景。