黙って俺に守られてろ。~最強男とラブ♥戦争~



私ですら知らなかったっていうのに。


じゃあ、うちの親は娘の私がこんな惨劇にあっている事を知らない……?



「まあ、F組についてはこんなもんかな?何か質問は?」


「うーん……」



偉そうな態度の朱雀には少々イラつくけど、今頼れるのは彼と龍斗しかいないんだ。


ここはグッとガマンして、2人にくっついておかないと……。


……こんなヤンキーのたまり場なんていられないよ。



「私、女子1人だけど、体育とかどうするの?」


「体育なんてF組は男女合同」


「えええっ?!」



だ、男女合同?!


私はこの中に混ざらなきゃならないの?!